氷を愛した平安貴族

かき氷

清少納言の「枕草子」にはかき氷の元祖と思われる食べ物について「甘いシロップをかけた削り氷が銀の器に入った涼しげな様子は実に優雅である。」と書かれています。

また、紫式部の「源氏物語」には宮中の女房たちが夏の夕暮れ時に氷室から取り出したを割って、額や胸などに押し当てて涼をとる様子や、夏の盛り、源氏の君が青年達に氷室から出したを振舞う様子が描かれています。

このようなことからが当時の平安貴族の夏の贅沢な楽しみとされていたことをうかがい知ることが出来ます。